ありがたいことに、私はトラブルが少ないまま臨月まで来れたのですが、臨月になって貧血が判明しました。
今回は、その貧血についてまとめています。
貧血判明まで
36週に入った検診で、看護師
貧血の検査を行うので、採血しますね。
自覚症状が全くなかったので、貧血ではないだろと思っていたのですが…
先生
貧血です!
自分でも驚きです。
HGB(ヘモグロビン)が低かった
結果の紙を見ると、赤い線が引いてあったのはHGBの項目。HGBとはヘモグロビンの数値です。
先生
値は11あればいいのですが、足りませんね。
妊娠中の貧血と治療
妊娠中は貧血になりやすい
妊娠すると、循環させる血液量を増やすために、一時的に血液が薄くなります。赤ちゃんを成長させるために、鉄分の需要も高まるため、貧血になりやすくなるそう。
貧血の症状は?
貧血になると、めまい・立ちくらみ・動悸・息切れ・疲れやすい…と言った症状が出ます。 そういえば、階段を上がるとすぐに疲れるので、これが貧血の症状だったのかも…と思い始めました。ママ側だけでなく、貧血は赤ちゃんにも影響が出るみたいです。
赤ちゃんの症状は、発育の遅れや貧血など。
私だけかもしれませんが、これは知らなかったので驚きました。
貧血の治療は?
妊娠中の貧血は、鉄欠乏性貧血が多いので、鉄分の補給が必要です!鉄分の補給方法には、
✓ 食事療法
✓ 内服療法
✓ 注射療法
があります。
食事療法
鉄分を多く含む食品を摂ることは当たり前なのですが、鉄の吸収や利用がよくなる栄養素も積極的にとるようにします。蛋白質やビタミンC、ビタミンB群、葉酸がその働きをもつ栄養素です。
鉄を多く含む食品
・レバー
・はまぐり
・しじみ
・あおのり
・ひじき
・にぼし
・納豆 など
ビタミンCを多く含む食品
・ブロッコリー
・小松菜
・れんこん
・キャベツ
・いちご
・オレンジ など
ビタミンBを多く含む食品
・鯖
・チーズ
・卵
・大豆
・バナナ
・ほうれん草 など
葉酸を多く含む食品
・レバー
・卵黄
・ほうれん草
・さつまいも
・牛乳 など
内服療法
食事だけで補うことは難しいので、主に内服療法が行われます。私も内服療法です。
鉄剤を使用するのですが、これには副作用があります。
副作用
・便が黒くなる
・吐き気
・便秘や下痢 など
先生
このくらい黒くなります。
これには驚きました(笑)
体に吸収されなかった鉄が酸化することで、黒くなるそうです。
錠剤を服用して副作用がひどい場合は、シロップ剤に変更となります。
注射療法
貧血が強い場合や、シロップ剤も服用できない場合は、注射による治療もあります。注射は全く副作用を感じないそうです。
内服療法と副作用
処方された薬
私が処方されたのは、鉄剤 フェログラデュメット
ビタミンB12 メチコバール
ビタミンC シナール
葉酸 フォリアミン
の4種類。
鉄剤は1日1回、その他は1日3回、食後に服用するように指示されました。
副作用現る!
昼食後に薬をいただいたので、その日の夜から飲み始めることにしました。薬を飲んでから2時間ほど経って、胃もたれがはじまりました。
ただの食べ過ぎかと思っていたのですが、徐々に吐き気へと変わっていったんです。
吐き気へと変わって、はじめて副作用ということに気が付きました。
その後も吐き気は治まらず、その日はそのまま就寝することに。
これから毎日この副作用と戦うのか…とへこみながら眠りにつきました。
翌日はいやいや服用したのですが、全く吐き気は出ず…
その後も吐き気は出ていません。
早くも体が慣れてくれたようです。
ちなみに…
このくらい↑黒くなると言われていた便ですが、3日目から黒っぽくなりました。
ここまで黒くはないですけど(笑)
今のところ、便秘や下痢の副作用は出ていません。
さいごに
今回は、自覚症状の全くなかった貧血についてまとめてみました。同じように貧血になってしまった方や、鉄剤の副作用について気になっている方のお役に立てれば嬉しいです。