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【アラサーOLの不妊治療】第一子を授かるまでにかかった期間と費用

20代からの妊活歴と不妊治療にかかる費用まとめ まとめ
20代後半からスタートした、第一子を授かるまでの簡単な不妊治療の記録です。
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2016年

11月:自己タイミング法

排卵検査薬を購入して、タイミング法を試していました。

はじめから排卵検査薬を使用した理由は、生理周期がバラバラだったから。
まりも
まりも

50日以上生理が来ないことも普通で、検査薬を使用しなければ予測が困難でした。

周期が不規則すぎて使用するタイミングも難しく、無駄にした検査薬も数知れず…

合計100本以上の検査薬を使用したと思います。

費用を抑えるために、海外製のものをインターネットで購入していました。
まりも
まりも

DAVIDとwondfoを使っていて、50本で2,000円ちょっとだったと思います。

この頃は、私もすぐに妊娠できるだろうとばかり思っていました。

2018年

4月:クリニックデビュー

タイミング法で授かることができず、クリニックデビューすることを決意。

周りから「子どもの予定は?」と聞かれはじめ、その度に落ち込んでいたのもこの頃。

聞く側は悪気がないのでしょうが、私の心にはグサグサと突き刺さりました。
まりも

“できる”のが当たり前じゃないと体感した今は、他人には聞くまい!と心に決めています。というか、他の人にも当たり前じゃないと強く言いたい!

クリニックデビュー後は、不妊の原因を探るためにホルモン値や感染症検査、子宮卵管造影検査などを立て続けに行いました。
まりも
まりも

子宮卵管造影検査は、不妊治療の中で一番痛かったです。

子宮卵管造影検査の体験談は、こちらにまとめています。

4月:タイミング指導

検査だけで数カ月かかるので、この期間も無駄にならないよう並行してタイミング指導も受けました。

受けたタイミング指導は合計3周期。

子宮卵管造影検査後は1周期お休みをしなければならなかったので、この間に風疹のワクチン接種も行っています。
まりも

残念ながら抗体がつきにくい体質のようで、このワクチン接種では抗体はつきませんでした。

9月:男性不妊が発覚

精液検査の結果、男性不妊が判明しました。

SMIという精子自動性指数が、全然基準値に足りなかったんです。
SMI 運動をしている精子の濃度と平均速度から算出するもので、精子の受精能力を数値化したもの。
検査結果は私一人で聞きに行ったので、主人にはなかなか本当のことを言えませんでした。
まりも

主人に結果を聞かれ、”問題なかった”としばらくウソをついていまました…

10月:人工授精へステップアップ

精液検査は、体調やストレスの影響を受けると言われています。

9月の結果が偶然悪かっただけかもしれませんが、人工授精へステップアップすることを迷わず決めました。

人工授精自体に精液検査が含まれていたためです。
人工授精は、精液検査によってできる状態かを判断して実行します。
“精液検査+タイミング法”を行うより時間のロスが少なくなると判断して決めました。

人工授精は合計2周期行いました。

他の方はもう少し回数を重ねると思いますが、私は早い段階で体外受精へのステップアップをすることにしました。

そのくらい、精液検査が悪い結果だったんです。
後に、この精液検査の数値が5倍以上に改善することになります!
詳しくは、驚異の改善!8ヵ月に渡る精液検査と2つの努力をご覧ください。
※リアルな検査結果も載せています。

12月:体外受精(顕微授精)へステップアップ

クリニックデビューをしてから8ヵ月。

1回目の採卵を行いました。
まりも

“20代だし、1回の体外受精で妊娠するだろう”という期待でいっぱいでした。

1回目の採卵については、以下のブログにまとめています。

1回目の採卵では、
  • 4CCの胚盤胞
  • G2(11分割)の初期胚
を一つずつ凍結しています。
まりも

20代なのに胚盤胞が一つしか凍結できなかったことに落ち込みました。

2019年

1月:1回目の移植(4CCの胚盤胞)

はじめての移植は、4CCの胚盤胞。

20代だしきっと成功する…

そう信じていたのですが、残念ながらhCG<0で陰性でした。

かすりもしなかった。
まりも

“私は医療の力を借りても妊娠できないのかな”とかなりネガティブモードになりました。

2月:2回目の移植(G2の初期胚)

G2は化ける(良い胚盤胞に成長する)という情報を信じて臨んだ移植。

残念ながら、2回目の移植もhCG=8.3で陰性に終わりました。
先生

かすりましたね。

と先生に言われた時は、「私の中では0か100なんだ!」と思ってしまいました。
ただ、”私の体にとどまろうと頑張ってくれた”と思うと前向きにもなれました。

凍結している卵がないので、また採卵からのスタートです。
まりも

時間とお金をかけても出口が見えない不妊治療の現実を思い知りました。

4月:2回目の採卵

2回目の採卵は、なかなか卵胞が育たず苦労しました。
もう、採卵できないのではないかと思ったくらい。
※実際、「次に卵胞が育っていなければ今回は諦めましょう」と先生に言われていました。

2回目の採卵については、以下にまとめています。

5月:子宮鏡検査

3回目の移植周期がスタートしました。

3回目は、先生からの提案で移植の前に子宮鏡検査を行っています。

ファイバースコープで子宮内を確認する検査で、ポリープの有無や子宮の形態など、着床を妨げる原因になるものがないかを確認します。

生理食塩水で子宮内を洗浄することで、着床しやすくなる効が期待できる検査です。

子宮鏡検査については、こちらにまとめています。

6月:3回目の移植(4BCの胚盤胞)

3回目は、4BCで凍結したものを移植しました。

実際に移植をした時は4BCから6BCに成長していました。
“6”は着床直前の状態を表しているので、これだけで期待度アップ。

この6BCの子が無事に着床し、第一子となります。
はじめて陽性判定をもらった時は、人生バラ色!と一気に目の前が明るくなりました。

陽性判定だった周期については、下記にまとめています。

7月:経過観察とクリニック卒業

陽性判定をもらってすっかりお花畑状態になった私ですが、
先生

まだ子宮外妊娠の可能性もあるので…。

と先生に釘を刺され、またドキドキする日々を過ごすこととなりました。

経過観察のために週に一度通院し、超音波検査のモニターを見てはドキドキ。

どうか胎嚢がありますように…
どうか胎芽がありますように…
どうか心拍が見えますように…

毎回祈る気持ちでモニターを見つめていました。

そして、陽性判定をもらって1カ月。
妊娠8週目でクリニックを卒業することとなりました。
先生や病院スタッフの皆様への感謝。
主人への感謝。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、主人以外には治療のことは話さず、仕事と治療の両立に励んだ自分を褒めてあげたいと思います。

今までの不妊治療にかかった費用と通院回数は?

不妊治療にかかった費用と通院回数を、各ステップごとにまとめました。
まりも

詳細は、それぞれのリンクから確認できます!

通院回数 費用
タイミング指導 10回 85,870円
人工授精 7回 84,780円
体外受精(採卵) 21回 977,680円
体外受精(移植) 14回 595,330円
陽性判定後の経過観察 4回 21,060円
合計 56回 1,764,720円
市の助成金なども貰えなかったので、全て自腹。
まりも

不妊治療中の方、不妊治療を考えている方の参考になれば嬉しいです。


追記 現在、第二子不妊治療について考え始めています。治療を再開したら、不妊治療のブログも更新していく予定です。
 
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